プレミアムフライデーは大コケしてしまうのか


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プレミムフライデーとは

プレミアムフライデーは月の最終金曜日に仕事を早めに切り上げ、余暇を楽しもうというイベントだ。働き方改革の一環でもあり、働きすぎて消費をしようとしない日本人の風潮を少しでも変えていくという趣旨のもと実施された。

一向に浸透しないプレミアムフライデー

大きな理由としてはまず、余暇を増やしたからといって仕事の量が減るわけではないので、結局プレミアムフライデーのしわ寄せは他の日の残業などでしか賄えないところにある。正直なところ、金曜日の次の日は休みなので、遅くまで残業してから街に繰り出しても次の日の影響はあまりないのだ。

また、最終金曜日は月末に差し掛かる場合が多く、業務量も集中しやすい時期だ。そんな時に早く帰って休めといわれても現実的ではない。

誰に宣伝するべきか

プレミアムフライデーの恩恵を受けるのは従業員かもしれないが、実際にはプレミアムフライデーの導入を決めるのは経営者側の判断だ。すなわちプレミアムフライデーの実施によって、会社にどんなメリットがあるのかを押し出さない限り浸透はしないということになる。過去の週休二日制導入には松下幸之助というカリスマ的な経営者が旗振り役となったことが大きく、やはり浸透には経営者にどう宣伝していくかが鍵となるだろう。

最後に

月末になぜ設定したのかはわからないが日本の商習慣を考えるともう少しひねりが必要だったと思う。

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