中小企業診断士一次試験合格のためのテキスト・問題集について 2


前回は基礎固めのためのテキストと問題集の紹介をした。今回は、私が合格した体験をもとに、テキストと問題集をどうやって使ったのかを書いていく。


なぜ、使い方を書くのか

良いテキストと問題集を選ぶことは大事なことだ。しかし、どれだけ良い道具を手に入れても、その使い方が間違って入ればそれでは自分の最大のパフォーマンスを出すのは難しいのと一緒で、使い方が重要だ。全ての人に参考になるかはわからないが、勉強時間も短く効率的に合格できたと思うので書いていく。

テキストは辞書がわり

テキストは基本的に読まない。最初の一周だけ斜め読みする。中小企業診断士の一次試験は7科目あるので、それぞれの科目がどういった内容の問題が出題されるのかを把握する目的で一周読む。そのあとはいきなり問題集を解いていく。問題を解くとわからない用語や理解できない答えがでてくるのでその時に振り返るためにテキストを使う。

問題集は何周も回す

テキストを一周読んだら、問題集を解く。試験はマークシートなので、問題にも選択肢がある。わからなくても勘でいいからどれかを選ぶ。それをノートに書き込んでいって、勉強できる時間の三分の一ぐらいの時間まで解いていく。残りの時間は答えを見てながら、解説を読む。答えがあっていても解説は読む方がいいと思う。問題の周辺知識まで覚えると効率がいいからだ。解説を読んでわからなければ、テキストで確認する。

問題集は解くスピードが命だと思う。(スピード問題集たる所以か)わからなくてもいいから、バンバン解いていく。間違ってしまった問題は問題ページのどこかに印を鉛筆でつけておく。問題集が一周終わったら、次は間違った問題をもう一度解いていく。するとまた間違えた問題がでてくると思う。それにまた印をつけておこう。

間違った問題を解いていって、二周目が終わったら、二周目にも間違えていた問題を解く。そうやっていくと徐々に何度も間違える問題が少なくなり、やがてゼロになる。そうしたら、もう一度問題集を1から問いていく。この頃には、久しぶりに解く問題もたくさんあるので、また間違える問題もあるが、先ほどのようにまた印をつけて、何周もする間に潰していこう。過去問に取りかかる時期が悩みどころだが、それまではこの問題集回しに大部分の時間を割いても大丈夫だ。



0 件のコメント :

コメントを投稿