社会 中小企業診断士

新しい働き方に注目集まる

　平成２９年8月20日～8月26日アマゾンのビジネス・経済書ランキングでは１、２位に副業や新しい働き方に関する本が輝いた。

売れているビジネス･経済書200冊ランキング | Amazon週間ビジネス・経済書ランキング

アマゾンの協力のもと、毎週配信している週間（日曜日から土曜日まで）アマゾン「ビジネス・経済書」ランキング。本日お届けするのは、8月20日～8月26日のランキングだ。なお「前週順位」については前週に発売され...

新しい働き方を模索する理由

AIの登場

最近、テクノロジー分野の話題は専ら、ロボット（AI）に関することが多くなってきた。人間の頭脳をロボットが超越する「シンギュラリティ」が現実味を帯び、人間が行なっている単純労働が仕事が奪われるという可能性について様々な場面で語られている。

こういった背景が新しい働き方を模索する理由の一つと言えるだろう。

フリーランスの台頭

アメリカを中心として、フリーランスの台頭が目立つ。いくつか理由はあるだろうが、ミレニアム世代がフリーランスに強い憧れを示しているようだ。この世代が社会の中心世代になれば、フリーランスという組織にとらわれない働き方は一層加速するだろう。

果たしてフリーランスは新しい働き方なのか

これまでサラリーマンとして働くのが当然という世の中だったが、それでも日本の企業の８割は小規模企業なのだ。だから、個人で仕事を請け負うのは伝統的な仕事のあり方だとも言える。フリーランスはその原点回帰的な動きの一つではないだろうか。

まとめ

新しい働き方を模索するのはこういった時代の転換期にあるからだと言える。今後、シンギュラリティが起きることはほぼ確実とみられ、それに備えて働き方を模索することは当然の動きだろう。また、ITの技術が進めば、組織でしかできなかった仕事も個人で請け負うことも可能になり、フリーランスという働き方を模索する人は増え続けるだろう。