自分の合格体験をもとに中小企業診断士2次試験に合格する2つの方法を紹介する。
①ほとんどの答えは与件文の中に
答案は与件文から拾いあげてつくる
様々な答案の書き方があるかもしれないが、自分のやり方は基本的に与件文の言葉から答案をつくっていくというものだ。(もちろん例外もあるので、それについては次の項目で書いていく。)なぜなら、コンサルティングの現場においては「事実」を手がかりにして、助言を行なっていくことが基本だ。それなのに、与件文にはない言葉を使って試験の答案をつくっていくことは基本に反したやり方になってしまうからだ。
採点方法から考える
仮に与件文にはない類義語で答案をつくるとする。膨大な答案を採点する側から考えるとその類義語が答案に書いて欲しいワードかどうかの検証をいちいちするだろうか。どう考えても、試験日からそこまで検証するような時間はない。そう考えると、たとえ類義語であってもそれを使うことは避けるべきではないだろうか。
なぜ問うのか
わざわざ長い与件を提示し、その答えを問うのか。それを考えると与件にない言葉を使うことの必要性を感じない。2次試験はコンサルティングの成果を問う試験ではない。いくら素晴らしい発想を答案に書きなぐったところであまり意味はないのではないだろうか。
②そのほかの例外的な問題への対処
中小企業診断士として・・・という問題
第3問
業績低迷が続く A 社が有能な人材を確保していくためには、どういった人事施策 を導入することが有効であると考えられるか。中小企業診断士として、100 字以内で 助言せよ。
平成28年度 第2次試験問題 中小企業の診断及び助言に関する実務の事例Ⅰより
この手の問題に関しては与件文から拾い上げることができないケースも多いので、1次試験で習得した用語をできる限り使用した。また直前の問題で「理由」「要因」といったものを与件文から拾い上げているケースが多い。その一貫性を持たせることも重要になるだろう。
具体的対応策についての問題
第3問
C 社では、クレームを削減する改善活動を計画している。このクレーム改善活動を 最も効果的に実施するために、着目するクレーム内容、それを解決するための具体的 対応策を 120 字以内で述べよ。
平成28年度 第2次試験問題 中小企業の診断及び助言に関する実務の事例Ⅲより
この手の問題は具体的な対応策を問われているため、1次試験で習得した用語から回答を作成していた。このケースも直前で「理由」「要因」を問われている場合が多いので回答に一貫性を持たせることは重要になるだろう。
③回答文の書き方
多面的な回答を
とはいっても、与件文をミスリードする可能性は否めない。だからリスク分散の意味も込めて、できるだけ多面的に回答を書くようにした。例えば、売上増加に関する具体策について言及する場合は、客単価増加策が与件文から言及しやすくても客数増加に関するワードも散りばめ、リスク分散をはかった。自分の実感だと答えから逸脱したワードでもNGワード以外のものであれば、書いていても減点にはならないと思った。
NGワードについて
NGワードは明らかに間違っているようなワードで、例えば客数増加の具体的な施策について問われているにも関わらず、客単価の増加策について言及してしまう場合などだ。一度2次試験に不合格となったとき、事例ⅡがD判定になった。(ほかは事例ⅠがA・事例ⅢがA・事例ⅣがC)その時、事例Ⅱの表を明らかにミスリードしてしまい、この例えのような間違ったことを言及してしまったのだ。そういった経験からもNGワードは存在すると思われる。
回答は文章じゃなくていい
回答はあまり日本語の流れを意識した文章でなくてもいいと思う。自分の回答の書き方はこうだった。
理由を問う問題なら
「理由は〇〇、〇〇、〇〇、〇〇。」
与件文から拾い上げたワードをこの〇〇に入れただけだった。細かな「てにをは」を考えなくてもいいような回答でも十分通用すると思う。また、多面的なワードを散りばめる意味でもマスを最大限に使える。
まとめ
以上、中小企業診断士2次試験に合格するためにやったたった3つのことについて自分の経験をもとに書いてみた。参考になると幸いだ。
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